
行事・催し
第4回 GFRG研究会公開シンポジウム開催案内
第4回GFRG研究会シンポジウム
■ GFRG研究会
Glycoform-focused reverse genomics (GFRG)とは、様々な生命現象における糖鎖の網羅的な定性かつ定量的な発現動態情報に基づき、グライコームを起点にプロテオーム、ゲノム解析へと遡るアプローチです。たとえば、疾患等の発症プロセスにおいて、発現動態のユニークな糖鎖を新しいマーカー分子(タグ)とみなすことにより、この糖鎖を付加する複合糖質のみにフォーカスした合理的なプロテオミクス、ゲノミクスに展開することができます。従来とは逆方向のアプローチをとることによって、タンパク質や遺伝子を全く新規に分類することが可能となり、微量成分の解析も叶えると同時に、トランスクリプトームやプロテオーム解析が抱える定量性、再現性、網羅性の問題を改善することが期待できます。 GFRG研究会は、定量的グライコミクスための方法論の標準化・規格化および、GFRGの概念の有効性を様々な生体試料を用いて評価することを目的に、2006年9月に発足致しました。 本年は東京において、第4回シンポジウムを開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
GFRG研究会事務局
■ 日時:
2010/12/2 (木) 13:00〜17:00
■ 内容:
・プログラム
13:00-13:30
会長挨拶
来賓ご挨拶
13:30-14:15
基調講演 本多 政夫(金沢大学大学院医学系研究科)
遺伝子発現解析を用いた病態解析・診断への応用
14:15-15:00
招待講演 瀧 孝雄(大塚製薬株式会社基盤技術研究所)
Glycobiologyから糖鎖創薬へのアプローチ
15:00-15:30
Coffee Break
15:30-15:55
講演 古川 潤一(北海道大学大学院先端生命科学研究院)
全自動糖鎖解析システムの開発と可能性 (JST 先端計測分析技術・機器開発事業経過報告)
15:55-16:20
講演 黒河内政樹(北海道大学大学院先端生命科学研究院)
糖尿病モデルマウス血清のシアリル糖ペプチドの選択的捕捉とMRM法を用いた定量解析
16:20-16:50
特別講演 木村 聡(昭和大学横浜市北部病院 臨床検査科)
SweetBlotを用いた健常人血清における糖鎖プロファイル解析
16:50-17:00
今後の展望 外村 幹雄(北海道大学大学院先端生命科学研究院)
17:30-19:00
懇親会
会場:クリスタルヨットクラブ
東京都品川区東品川5丁目9番16号
■ 会費:
非会員(一般):6000円、非会員(学生):1000円
■ 懇親会参加費:
事前登録(会員・一般4000円、学生 2000円)
当日(一般・学生とも5000円)
■ 会場
住友ベークライト株式会社 本社20F会議室 (東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル)
東京モノレール「天王洲アイル駅」下車徒歩5分、またはりんかい線「天王洲アイル駅」B出口徒歩1分。